スローフードとは、食の『生産者』と『消費者』が、地域に根ざした伝統的な『食文化』を守り、育てていく運動のことです。
現在の『スローフード』は、『地域の食を見直そう』という『スローフード運動』として、1980年代初め頃からイタリアで起こってきたものが源流と言われています。運動が広がったきっかけは、1986年、ローマの『スペイン広場』に『ファーストフード』を象徴する『マクドナルド』がオープンしたこと。食の画一化、化学調味料による味覚の低下、アレルギーの増加、栄養バランスの偏りなどが進む中で、「人間社会を支えてきた『地域の食文化』が壊されていくのではないか」という危機感から、イタリア北部の村『Bra(ブラ)』を中心に、運動が広がっていきました。
地域に根ざした、伝統的な『食文化』を守っていくには、食の『生産者』と『消費者』の協力が不可欠です。『スローフード運動』は、多くの議論を経る中で、「ゆっくりと(自然に沿って)作る」生産者を応援し、「ゆっくりと(手間をかけて)食べる」消費者を増やすことを目指す方向へと進んでいます。
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