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九州大学 お弁当の日 / 2009-06-01 (月)

週1回、手作りのお弁当を持ち寄ってみんなで楽しく食べる「大学生のお弁当の日」が九州大学で始まったのは2006年10月。きっかけは農学部の学生が開催した「食育ワークショップ」で、香川県の小中学校で行われている「お弁当の日」が紹介されたことだそうです。(生活と自治 2009年6月号)

記事中には、香川県で「お弁当の日」を始めた竹下先生の、「弁当づくりを体験すれば、子どもや家庭が変わっていく。そして皆が食や家族を大切にする時代が来る」との言葉が載っていました。

「九州大学 お弁当の日」には、毎回10~20人が参加するそうです。同じような取り組みは、福岡県内や首都圏の大学にも広がっているそう。「論より証拠」、自分も週1日から始めてみようと思います。


スローフードの課題 / 2008-10-13 (月)

1.多様性と一貫性の両立

『スローフード』という言葉はどんどん広がってきていますが、その使われ方は幅広く、まとまりがありません。自然食レストラン、有機栽培の野菜や天然酵母のパン、伝統食のレシピ集など、運動を広げる上での多様性を保ちながらも、「何でもあり」にならないよう、一つひとつを検討し、一貫性も重視する。その両立が必要だと感じています。

2.単純な二項対立/単純なバランス論

『スローフード』の良さを強調するあまり、『スロー=善』『ファースト=悪』と言わんばかりの、単純化された主張もあります。一方で、「スローとファーストの長所をバランス良く取り入れよう」とする単純なバランス論では、『スローフード』が立ち向かおうとする様々な問題を解決していくことはできません。ファースト(=効率化)によって何が失われつつあるのか、一つひとつの課題を慎重に検討し、その答えを丁寧に「選び取っていく」姿勢を大切にしたいと思っています。

3.現実味

『スローフード』を自分の生活に取り入れるには、今の社会的(あるいは個人的)な価値観が『無駄』として省いてきたものを見直す必要があり、時間やお金を含めて、一見「低効率・高コスト」に見える行為に挑戦しなければなりません。仕事・趣味・交友・娯楽など、それぞれが分断されてしまっている現状では、「ゆっくりと(手間をかけて)食べる」時間をなかなか取れないという現実もあります。


スローフード協会 / 2008-10-10 (金)

『スローフード運動』はヨーロッパを中心に全世界に広がり、各国に『スローフード協会』が次々に設立されるようになります。1989年、最初の国際大会となったパリ大会で『1989年スローフード宣言』が採択。1993年、日本でも初めての協会が設立されます。2003年には、ナポリ大会で『2003年スローフード宣言』が採択されました。

現在、各国の『スローフード協会』では、「生産者と消費者の緊密な関係作り」「味覚教育」「(多様な食の前提となる)多様な命の保全」といった活動が繰り広げられています。


スローフードとは / 2008-10-07 (火)

スローフードとは、食の『生産者』と『消費者』が、地域に根ざした伝統的な『食文化』を守り、育てていく運動のことです。

現在の『スローフード』は、『地域の食を見直そう』という『スローフード運動』として、1980年代初め頃からイタリアで起こってきたものが源流と言われています。運動が広がったきっかけは、1986年、ローマの『スペイン広場』に『ファーストフード』を象徴する『マクドナルド』がオープンしたこと。食の画一化、化学調味料による味覚の低下、アレルギーの増加、栄養バランスの偏りなどが進む中で、「人間社会を支えてきた『地域の食文化』が壊されていくのではないか」という危機感から、イタリア北部の村『Bra(ブラ)』を中心に、運動が広がっていきました。

地域に根ざした、伝統的な『食文化』を守っていくには、食の『生産者』と『消費者』の協力が不可欠です。『スローフード運動』は、多くの議論を経る中で、「ゆっくりと(自然に沿って)作る」生産者を応援し、「ゆっくりと(手間をかけて)食べる」消費者を増やすことを目指す方向へと進んでいます。


スローフードとの出合い / 2008-10-04 (土)

『スローフード』という言葉を初めて聞いたのは、2005年の夏。『地球市民アカデミア』での講座を通してのことでした。その頃の自分は、仕事とNPOをかけもちしていて、食事は外食ばかり、家には寝るためだけに帰り、平日も週末も休みの無い生活を送っていました。

『スローフード』という考え方自体には共感しましたが、目の前のことに一生懸命で、また日々が刺激的でもあり、ライフスタイルを変えるということは考えていませんでした。

そんな暮らしに変化が訪れたのは2007年の春。自分の続けていた活動への疑問が膨らんできて、体の節々にも変調が出て、悩んだ末に活動を辞めることにしました。そこで改めて自分の暮らしをふりかえり、もう少し『スロー』に生きてみよう、と決めました。

『スロー』の定義はさまざまですが、今は『フェアトレード』や『生協』などの活動を通じて、自分の日々の生活をより意識的に過ごすことを心がけながら、都会の借家暮らしでもできることに挑戦しています。

また、将来的には『半農半X』や『自給自足』など、より地域に密着した、土に触れる暮らしをしようと考えています。


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