
現地の学校で、現地の子ども達に、理科や数学を教える。そんな理数科教師隊員達。
最近は活動の幅も広がってきていますが、基本はやはりマンパワーなのでしょう。
職種
協力隊の100を越える職種の中でも、毎回特に要請数の多いものの一つが理数科教師です。実務経験が無くても、教員免許が無くても、若さと情熱で毎年たくさんの協力隊員が誕生しています。
赴任先
多くの理数科教師隊員は、学校で一教員として、直接生徒に教えます。中には大学や教員養成学校で教師の卵達に授業をしたり、教科書の編纂や実験の改良等のプロジェクトに配属される事もあります。
評価
人数的に多い方なので、集団として扱われることも多く、そんなに目立つ存在ではないかも。チーム派遣やグループ派遣等、新しい動きを模索している最中な感じです。
数学の教員免許を取ったのは、”いつか教師になりたい”という夢からでしたが、形は違えど卒業してすぐに教師になれたのは本当にラッキーな事でした。
「ケニアの理数科教師」というと、協力隊内では知る人ぞ知る”僻地(へきち)隊員”です。実際、自分や同期の派遣先の村には電気や水道がありませんでした。おかげでとてもシンプルな生活を送る事ができました。
