草の道―高橋まゆみ作品集
【概要】
書名:草の道―高橋まゆみ作品集
著者:高橋 まゆみ
出版社:講談社 (2005/06) ⇒詳細
【コメント】
野良で憩う老夫婦と孫たち。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん…。郷里に生きる人々の深い表情に刻み込まれたたくましさ。神々しいほどの人間の営為を巧みに映し取った創作人形の世界。
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【概要】
書名:草の道―高橋まゆみ作品集
著者:高橋 まゆみ
出版社:講談社 (2005/06) ⇒詳細
【コメント】
野良で憩う老夫婦と孫たち。姿が見えなくなるまで手を振るおばあちゃん…。郷里に生きる人々の深い表情に刻み込まれたたくましさ。神々しいほどの人間の営為を巧みに映し取った創作人形の世界。
【概要】
書名:生きがいの創造―“生まれ変わりの科学”が人生を変える
著者:飯田史彦
出版社:PHP研究所(1999/09) ⇒詳細
【コメント】
経営学者として大学で教鞭をとる著者が、学問として「生まれ変わり」を研究、世に問うた本です。
世界中で行われている「生まれ変わり」の研究成果を通して、経営に限らずどの分野でも大きく関わってくる「生きがい」「使命感」「人間関係」などについて考察しています。「研究者としての中立性」にこだわる著者の姿勢から、本書の内容が説得力を持って迫ってきます。
【本文より】
だからこそ本書は、意外なテーマである「死後の生命」や「生まれ変わり」を材料にしているものの、あくまでも「生きがい論」を目的としているというわけです。
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私たちは、「死後の生命」や「生まれ変わり」の知識を身につけることによって、自分自身の存在意義や人生の目的を問い直し、「現在の状況がどのようなものであっても、そこにはかならず重要な意味がこめられている」ということを、認識することができます。
【概要】
書名:日本がわかる思想入門
著者:長尾剛
出版社新潮社 (2000/10) ⇒詳細
【コメント】
タイトルと軽妙な表紙絵に惹かれ、手に取った本書。一言で言ってしまえば、「日本の思想について、広くおおざっぱに書かれた本」です。
古代から近現代までのさまざまな思想を40に分類。この手の本にあるような、”面白いけど後に残らない”本と違い、独立した40の文章がかもし出す一つの空気を感じられます。
【本文より】
武士という”戦う人間”の階級が国を治める状況は、同じ東アジア圏にあって中国にも朝鮮にも、歴史上見られない。日本独特の体制である。それだけに、武士という階級の人生観や社会観は、日本思想の大きなオリジナル材料と言える。
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じつは、自由民権運動に限らず、明治初期以降の社会主義運動にしろ大正デモクラシーの運動にしろ、民衆の権利を主張するうえで天皇の存在をどう捉えるかが、日本思想史の上では大きな問題点となっている。
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ごくごく日常的な暮らしぶりというものは、その当事者でさえそれを行うことに何の疑問も持たないもので、それに対して「なぜ、そんな暮らし方をするのか」と、いちいち問題提起をするということ自体が、まったく新しい発想であった。
【概要】
書名:演劇入門
著者:平田オリザ
出版社:講談社(1998/10) ⇒詳細
【コメント】
筆者の主宰する『青年団』の舞台に誘われ、最初に見た舞台が『東京ノート』。その舞台の、今まで見たことのないような不思議さに興味を持ち、本を探していたときにこの本に出会いました。
劇に「対話」を取り入れ、演劇の”わざとらしさ”を正面から問い直す『青年団』の作品を根底で貫く考え方が、本書の随所にちりばめられています。
【本文より】
演劇の技術とは、「自分の妄想を他者に伝える」技術である。それが技術として確かなものであるならば、それは、ある程度の部分まで言語化できるはずなのだ。本書でまず初めに試みたいのは、これまで言語化されることが少なかった演劇の技術、劇作の技術を、できるだけ解りやすい言葉で書き記すことである。
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だがしかし、ではその「優劣」と私が呼ぶものの根拠は何だろう。いや、もっと端的に、普通の人たちが、役者の演技を見て、「うまい」「へた」と思う、その根拠は何だろうか。
【概要】
書名:「豊かさ」のあとに 幸せとは何か
著者:飯田経夫
出版社:講談社(1984/01) ⇒詳細
【コメント】
「高度経済成長」後にはびこる、人々の迷いや憂鬱。モノにあきた日本人に対して、あの手この手で購買意欲をそそる企業。1984年に書かれた本書を今読み返してみると、筆者の慧眼にあらためて驚かされます。
本書の「豊かな社会の次にくるもの」に提示された試行錯誤を、まさに繰り返す現代社会。副題である「幸せとは何か」を改めて考えさせられる一冊です。
【本文より】
人々がやる気をもって働きつづけた結果、日本経済は高度成長し、その成果が人々のところへもどってきて、彼らは途方もなく豊かになった。ほんとうに買いたくてまだ買っていないモノは、もはやほとんどなく、消費がもたらす喜びにも、もはやかつての強烈さはない。さらに、職場でやる仕事は、まるで重箱のすみをほじくるような製品差別化であり、はたしてそれにどのような意味があるのか、疑えばきりがない。
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いったいどのようなモノを、どれほど多く手に入れようとするのか。いったい何と何を、どのような仕方で、どこまでソフト化しようとするのか。6章末尾の大衆社会論との関連でいうと、その判断基準を決めるのは、はたして”王様”なのか、”知的エリート”なのか、それとも”大衆”自身なのだろうか。
【概要】
書名:<対話>のない社会 思いやりと優しさが圧殺するもの
著者:中島義道
出版社:PHP研究所(1997/10) ⇒詳細
【コメント】
沈黙する授業、一方で延々と繰り返される「注意放送」の山。普段あまり深く考えずに通り過ぎる景色に対し、筆者は率直に疑問を述べています。
真に「対話のある社会」とは何か。その為には、一度自分の育ってきた環境や価値観を問い直す必要があるのかもしれません。
【本文より】
われわれは小学生のころから、いつもいつも全体に向かってなされるお説教を聞かされてきた。いじめが起こり、自殺者が出たとしても、朝礼で校長先生は「たいへん悲しい事件が起こりました」とみんなに報告する。そして「今後このようなことが起こらないようにしましょう」とみんなに呼びかける。
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しかし、とくにこの国では、四竃のように真実を語ることよりも「思いやり」を優先する教育者が少なくないので、あえてその危険性を告発したいのだ。こういう人間教育のもとでは、若者たちは「思いやり」を尊重するゆえに真実を語らなくなる。いや、語れなくなる。
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<対話>はこうした欺瞞的態度の出現とともに消えてゆく。そこに、すべての人が全体を配慮し、自己の痛みを語らず、他者との差異を語らない淀んだ和やかな空気が流れる。この空気の中で、おそろしいことに、各人は自分の考えを持たなくなる。責任を持たなくなるのだ。
【概要】
書名:地球温暖化/人類滅亡のシナリオは回避できるか
著者:田中優
出版社:扶桑社(2007/5/30) ⇒詳細
【コメント】
環境活動家・田中優さんの最新刊。地球温暖化問題について、世間(特に日本国内)にある様々な誤解や思い込みを提示。現実的な問題としての地球温暖化を紐解いていきます。
温和な語り口の著者が、ところどころに見せる強い覚悟。地球温暖化問題の深刻さが身に迫ってくる本です。
【本文より】
そうなると、「私たちのやっている省エネやリサイクルは一体何なの?」と思いますよね。これは喜劇ですよ。だから大事なことは、最大の原因から攻めていくこと。「人類が滅亡するかどうかの瀬戸際に、戦争なんてやっている場合じゃないだろう」と、訴えかけていかなければいけないと思うんです。
【概要】
書名:ぼくは勉強ができない
著者:山田詠美
出版社:新潮社(1996/02) ⇒詳細
【コメント】
『ぼくは勉強ができない』。このタイトルを本屋で見て、思わず手に取ってしまいました。
主人公である秀美君は、勉強の成績は良くないけれどクラスの人気者。素敵なおじいちゃんとお母さんに育てられ、学校の勉強よりも大切だと思うことがたくさんある高校生。そんな彼の何気ない、でも真剣な疑問の一つ一つに、自分の価値観がガタガタと揺さぶられました。
ある意味、この本に出会ったから今の僕があるのかもしれない。そんな座右の書です。
【本文より】
大学を出ないとろくな人間になれない。脇山は、何の疑問も持たない様子で、そう口に出した。何故なら、そう教える人間たちがいるからだ。いい顔になりなさいと諭す人間が少な過ぎるのだ。
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ぼくは、ぼくなりの価値判断の基準を作っていかなくてはならない。忙しいのだ。何と言っても、その基準に、世間一般の定義を持ち込むようなちゃちなことを、ぼくは、決してしたくないのだから。
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ぼくは、何故か、その時、皮剥き器のことを思い出した。あれで野菜を削ったときのように、ぼくのおかしな自意識も削り取ることが出来れば良いのに。そうすれば、ぼくの見せかけと中身が一致する日がきっと来る。
【概要】
書名:ボランティア―もうひとつの情報社会
著者:金子郁容
出版社:岩波書店(1992/07) ⇒詳細
【コメント】
ボランティア活動を行う際に、自分自身や周りの人々と行う様々なやり取り。「ボランティア?えらいねぇ。」「とても私には出来ないよ。」「そんな暇があるなら仕事したら?」「素人だとかえって迷惑になるんじゃない?」
自分の中での位置付けが難しい『ボランティア』について、著者は自身の経験と豊富な事例を基に、その意味を見出していく。15年後の今読んでも、全く色あせない新鮮味がある本。
【本文より】
「ボランティアとしてのかかわり方」を選択するということは、自発性パラドックスの渦中に自分自身を投げ込むこと、つまり、自分自身をひ弱い立場に立たせることを意味する。
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ボランティアの「報酬」についてわかりにくいところがあるとしたら、その本質が「閉じて」いてしかも「開いて」いるという、一見相反する二つの力によって構成されているからではないだろうか。
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ボランティアと情報は、単に、「おかしなもの同士」というだけではない。両者の「おかしさ」は、それらが、現在われわれが当然のものとして受け入れている経済や社会の仕組みや運営のしかたにすんなりとは収まらない、ということの現われなのである。
【概要】
書名:スロービジネス
著者:中村 隆市、辻 信一
出版社:ゆっくり堂 (2004/10/22) ⇒詳細
【コメント】
「ゆっくり考え、納得して働く」「環境に負荷をかけない」「いのち、つながりを大切にする」
『ナマケモノ倶楽部』の二人が、仕事について・環境について・ビジネスについて、ざっくばらんに語った本。働くことにこだわりを持ち、自分のやりたい事をやって食べていく事を目指す人に。
【本文より】
分業化しないで色んなことをトータルにやる面白さというものがあって、私はそれを大事にしたいんです。
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2人の間にトレードが成り立つのには、その交換がフェアだという共通認識があればこそなはずです。だったら、何でそのトレードという言葉にフェアという言葉がくっついているのか。
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日本の有機JAS法では、現地の生産者を認証できるのが、ヨーロッパやアメリカの団体に偏っているんです。
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