久しぶりにグッとくるタイトルの本に出会いました。
『そんなバカな!~遺伝子と神について~』(著:竹内久美子;文春文庫)です。もうタイトルを見た時から、絶対にこの本は面白いと感じました。この感覚は久しぶりです。そう、座右の書「ぼくは勉強ができない」(著:山田詠美;新潮文庫)の時もそうでした。
自分が本を選ぶ時はいつも、まずタイトルを見ます。ざーっと見渡して、ピンとくるものがあったら、目次と最初の数ページを見て決めます。目的を決めずふらりと本屋に入る事が多く、著者は誰でも構いません。そうしてゆる~く探した方が、素敵な本と出会える気がします。
前置きが長くなりましたが、この本は面白い。遺伝子を”利己的”なものと考え、それによって世の中のいろいろな現象を説明していきます。ハチやアリ、トリにサル、そして人間。ありとあらゆる不思議を、ざっくり解決。そしてこの本の目的は、「人間は賢いはずなのに、時々とんでもなくアホになってしまう。それはなぜか。」良いな~、これ。
解決になったかはともかく、一つの新しい視点を知った事で、これから考えの幅を広げていけそうです。それでも”遺伝子”と”神”は永遠のなぞであり続けるのだろうけど。



